黒舞茸そのもの、そして、黒舞茸から作るサプリメントの特徴や選び方のポイントなどを解説

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サプリメントとしての「黒舞茸」

サプリメントとしての「黒舞茸」

サプリメントとしての「黒舞茸」は、その目的・形状ともに様々です。当ページでは、黒舞茸そのもの、そして、黒舞茸から作るサプリメントの特徴や選び方のポイントなどを解説します。

黒舞茸とは

身体を活性化し、自己免疫を高めるとして様々な健康効果が期待される舞茸。中でも「黒舞茸」の特徴は、何といってもその栄養価の高さと言えるでしょう。

“黒舞茸は、うまみ成分のグルタミン酸を一般のマイタケの1.3倍含むほか、免疫機能の増強に効果があるとされる多糖体の一種「βグルカン」の含有量も多い”

2020/1/9 新聞記事より抜粋

他にも、一般のマイタケにはあまり含まれていない、ビタミンDも約3倍含まれています(食品分析センター調べ)。

最高級黒舞茸とは

原料となる黒舞茸は、整備された環境と厳しい管理下で人工栽培されています。

天然のまいたけは、シロフ(白色)、トラフ(茶色)、クロフ(黒色)の3種類に分けられます。この中でもクロフは身が締まっていて食感もよく、味は濃厚、香り高い特徴のあるまいたけです。3種類の中では最高ランクのまいたけで、それゆえ希少性も高く、市場価値も最高値で取引されています。

そんなクロフまいたけを追及して人工栽培で創り上げたのが「黒舞茸」です。天然に近い環境を作り出し、まいたけにストレスを与えることで天然クロフの香り、旨みに極めて近い「本物」の味が生み出されました。

舞茸(黒舞茸)サプリメントの特徴

「舞茸」はその昔、時の将軍に献上する品として珍重されていました。天然状態で生育する量が少なかった為です。現在は、人工栽培により日常の食材となり、広く親しまれるようになりました。さらに、人工栽培により研究が進んだことで、舞茸の豊富な栄養素が明らかになり、サプリメントにも応用されるようになりました。

舞茸(黒舞茸)に含まれるMDフラクション・MXフラクションなど有効成分は、生のマイタケを食すだけでは体内に吸収しにくく、殆どは体を素通りして排出されてしまいます。それは、これらの有効成分が非常に強固な細胞壁に覆われているため。

一方、サプリメントの場合は、舞茸(黒舞茸)に特別な加工を施し、硬い細胞壁を取り除くことで、体内吸収を良くしています。有効成分を効率よく摂取できる点でとても便利です。

さらに、例えばシイタケやスエヒロタケなどのキノコから抽出した有効成分は、注射でないと効果を得る事ができません。一方、舞茸(黒舞茸)の有効成分は経口で効果が期待できるため、サプリメントで誰でも手軽に摂取することができます。

私たち自らの判断で、科学的裏付けのある有効成分を摂取できるという点が、大きな特徴(利点)と言えるのではないでしょうか。

形状は、エキスタイプ、錠剤タイプ、ソフトカプセルなどがあり、毎日手軽に栄養補給することが可能です。

黒舞茸サプリメント選びのポイント

~飲みやすさで選ぶ~

一般的に市販されているものは、飲みやすく加工されたエキス(液体)や、タブレット(錠剤)、ソフトカプセルなどがあります。錠剤やカプセルを飲み込むことが苦手な方は、エキスタイプがおすすめです。

錠剤は、乾燥させた黒舞茸を加工している場合が多く、黒舞茸の風味や香りが強いものもありますが、普段からキノコ類を食す方にはむしろ美味しいと感じる場合も多いようです。また吸収性の高い黒舞茸エキスなどは、黒蜜のような見た目・風味で飲みやすく人気があるようです。

~目的で選ぶ~

サプリメントの主要成分によって、期待される効果が異なったり、主要成分を、効率よく効果的に吸収できるように、加工が工夫されています。目的に応じて併用や使い分けをするのが良いでしょう。

~原料の信頼性で選ぶ~

サプリメントに応用されている舞茸(黒舞茸)の成分の中に、免疫を活性化させる可能性を持つMDフラクションや、血管系の生活習慣病改善の可能性を持つMXフラクションなどの有効成分(βグルカン)があります。

これらは、舞茸が人工栽培に成功したことをきっかけに、神戸薬科大学の難波名誉教授により発見されました。

難波名誉教授によれば、人工栽培により、いつでも同じ状態のサンプルが入手できることで、安定したデータが得られ、また得られたデータの信頼性が高まるといいます。天然物では、菌種・形成日・発育栄養状態など全く不明であるがゆえに、研究には一切用いられないというのが常識のようです。

MDフラクション、MXフラクションは、限られた菌株(生の舞茸)にのみ極微量に含まれる希少な有効成分です。

サプリメントを選ぶ際、その目的だけでなく「どのような原料が使われているか」ということも重要なポイントになりそうです。

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